ボトックス注射は意味ない？

ボトックスの持続期間

・ボトックス注射は意味がない？
「ボトックスの注射をしても意味がない」と、いう声があります。
ボトックスはシワや小顔効果があるものの、必ずしも効果が出るとは限りません。
人の体は千差万別で、世の中にいる人全員が同じ効果が出る訳ではないのです。
もし体の中にボトックスの抗体があれば、別の方法を検討することをおすすめします。

中にはシワ予防の一環として、ボトックス注射を検討している人もいるでしょう。
しかし予防で打ち込むのは、絶対にやめて下さい。
しっかりしている美容クリニックであれば、間違いなく門前払いです。
また年齢以外の理由でシワができた場合、ボトックスをしても意味がありません。
原因を根本的に見直して改善した方が、まだ効果的です。

・風邪を引いていない人が風邪薬を飲むとどうなる？
そもそも、風邪どころか咳すらしていない人が風邪薬を飲んだところで、何かなるのでしょうか。
風邪薬は風邪を引いている人が飲むからこそ意味があるものであり、風邪を引いていない人にとっては何の意味もありません。
ボトックスも同じです。
シワ予防のためにボトックスを打ち込むことは、風邪を引いていないのに風邪薬を飲むことと同じです。
当たり前ですが効果は出るはずもなく、年齢を重ねれば自然とシワもできるでしょう。
シワ予防するのなら、肌の水分補給の方が効果抜群です。

・ボトックスは本当に意味がないのか？
ただボトックスの注射が完全に意味がないとなると、答えは「NO」です。
年齢によってできたシワや、エラを目立たなくさせるには絶大な効果を発揮するでしょう。
ただ年齢によってできたシワ改善の為にボトックスを用いるとしても、方法を間違ってしまうと「意味がないもの」になります。
「意味がないもの」だけで済めば、まだ良いほうかもしれません。
ハリウッドセレブでよく見かける顔面崩壊が、良い例です。
ボトックスを過剰に打ち込みすぎると、顔がパンパンに腫れ上がり顔面崩壊となります。
シワは確かになくなるものの、不自然な顔立ちになるのがオチです。

・ボトックス注射を意味のあるものにするには？
ボトックスの注射を意味のあるものにするのならば、適切な量を適切な箇所に打ち込むことです。
必要以上の量を打ち込んでしまうと、取り返しのつかない事態を招いてしまうだけです。
患者側がどんなに希望をしていても、信頼できるクリニックならば「NO」をつきつけるでしょう。
「客のいうことが聞けないのか」と思われるでしょうが、患者のためをおもっての判断です。
もし、患者のことなんてどうでも良いというクリニックならば「喜んで」と大量のボトックスを打ち込むでしょう。